反応しなくなった液晶ディスプレイを修理してみる

サブ画面の19インチディスプレイ(GreenHouse2007年製)が映らなくなってしまった。
電源は入るものの信号を認識しない感じ。

 
 

とりあえずダメ元で治してみることにする。

 

分解
見えるネジを全部外す。このモニタは周囲がツメで止まっているタイプだったからネジは少ない。周囲に小型マイナスドライバを突っ込むと簡単に分離できる。
バックライトのメイン基盤を外そうとするが、給電用コネクタがかなり固い。ピックで逆側から直接ツメを起こすとやっと外れた。基盤は電源部と信号変換部に分割できるようになっており、部品の雰囲気からLVDS駆動ぽい感じがする。しかし、各ICの品番を確認するまでもなく、あっさりと故障個所発見。変換基盤上のアルミコンデンサが破裂していたのであった。実はGreenHouseのディスプレイでこの症状は2台目。8年経っているからしょうがないと思うが、このメーカーの製品はコンデンサが弱い(質が悪い又は設計が悪い)かもしれない。

 
 

コンデンサ交換
新品のコンデンサを使いたいが、ストックはない。ディスプレイがないと困るので、とりあえず先日買ったジャンクのサーバー用マザーボードから移植。破裂したのは330μF16V品。同じようなコンデンサを探すと、PCIExスロット脇に発見。半田ごてで外そうとするが、鉛フリーだからか融けが悪いためコテ先温度ブーストボタンを押して融かす。あっさり外れた。続けてディスプレイ側の変換基盤上にある破裂したコンデンサも外す。最後にマザボから外したコンデンサをディスプレイの変換基盤にはんだ付けし、カバーを取り付け元に戻す。
※冷陰極管採用ディスプレイは電圧が高く、生ムキで電源投入すると危険

 
 

電源導入
ドキドキする一瞬。電源投入ー。
ポチー・・・・
無事復活。

 
 

まとめ
電源は入るのに画面が出ないディスプレイはコンデンサが破裂していることがある。けっこうあっさり治るから、半田づけができる人はダメ元で一度治してみることをおススメする。ただし、高電圧部分があるため最悪感電死を覚悟すべし。従って、電気が全く解らない人は絶対にやってはいけない。また、最近の電化製品には鉛フリーはんだが使われているため、融点が高く旧来のコテでは融けないことがある。温度調節機能のあるコテがベストだが、俺は温度ブースト機構があるHAKKO PRESTOでボタンをポチポチ押しながらテキトーに外している。

 
 

右上のコンデンサが膨らんでいる様子。(ピンボケしまくり)