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富士通ESPRIMO WD2/SにRX570をムリヤリ搭載する

Radeon RX6650XTを購入したため余ったRadeon RX570。

とりあえずサブ機(富士通ESPRIMO WD2/S)
に入れてみようとしたが・・・

入らん。物理的に入らん。

だが入れる。強引に入れる。完全自己責任の無茶モディファイである。

入らない理由

一言で言えば、スリム筐体の専用電源タイプだから。

ただし、当時のハイエンド事務機なため、Maxwell世代のQuadroが載っており、75Wグラボは乗せる前提の設計になってる。

電源はデルタ製で、本体の記載によれば最大12V 9.69A+12V 9.99A。おそらく片方がCPU+マザボ用なので9.5Aの114Wあたりまでならギリで使えるはず(光学ドライブとSSDは5V系)。

とはいったものの、RX570が入るわけない

理由は3つ

  1. CPUクーラーに干渉
    ボードが長すぎる
  2. 補助電源コネクタ無し
    当たり前
  3. 電源容量が足りない
    RX570は150W(12V12.5A)

だがこれは逆に言えば、クリアしたら搭載は可能ということだ

切削、破壊、半田付けアリ、真の自作PCスタイルで逝けば可能だ。

一つづつ、クリア方法を考えよう。

CPUクーラーに干渉問題

これはもう、純正クーラーを丸ごと外して捨てることに。

そして引き出しに眠っていた、LGA1151 セレロン用の純正クーラーを破壊。ヒートシンクをGET。この薄さならグラボの下に入る。ファンは・・・まぁいいか。

Corei7 4790が、ファンレスでどこまで行けるかは謎だが、サブ機なのでどうでも良いだろう。自作とはそういうものだ。

まぁ、上にグラボファンが来るから、空気の流れはゼロではない。それで良しとしよう(最終的にAM3のファン付けたけど)。

問題はヒートシンクの固定だが・・・そうだ、このゴミ箱にあったウィルキンソン炭酸のペットボトルで作ろう。

ということで、カッターで切断、プラスチック版を作り、対角でねじ止め。

スペーサーとしてキャップをかまして調整完了。

ウィルキンソンクーラーが完成。

うーん、実に自作っぽい。

補助電源コネクタ無し問題

当たり前だが、事務機グレードに付いてるわけが無い。

6ピンすら無い(RX570は8ピン)どころか、電源コネクタに空きが無い(HDD+SSD+DVDの3つしかない)。従って、既存のラインを切断、分岐させて強引に取るしか方法は無い。候補は3つある。

  • CPU用のATX12v 4ピン
  • マザボ用の専用設計仕様コネクタ
  • SATA電源

ATX12V4ピンが容量的に最も安全だとは思うが、CPUが落ちる可能性が高い。これではダメだ。

マザボの専用設計仕様コネクタは、ピンアサインが解らないため、未知すぎる。ココに接続するのは危険。

結局、SATA電源から取るしかない。しかし、SATAコネクタのMAXは4.5A(1.5A x3)と規定されており、合計54Wしか取れない。分散すれば可能だが空きはない。そもそもATX電源の規定を富士通オリジナル電源が守る必要は無く、このラインはマザボから給電されている関係上、一回り線が細い。絶対MAXの4.5Aはヤバイ

だが差す。

ということで、ジャンク電源からぶった切ってきたSATA電源コネクタを、切断圧着分岐完成。

とりあえず(仮)で差す(実験RX570は刺さっていないと起動しないタイプ)。

メルカリにて引退したマイナーから購入しておいたSATA→グラボ補助電源変換ケーブルという、謎のアイテムを使って・・・差す。

・・・6ピンだが・・・起動した。OK。

しかし、よくこんな得体の知れない謎の変換ケーブルで、24時間全開運用とかするよな。完全に自作erの遊び用アイテムでしょう、これ。

玄人志向キワモノシリーズ以下だよ。54WがMAXのコネクタから75Wのコネクタへ変換するとか狂気でしかない。

到底、サーバー運用するアイテムじゃねぇ・・・

電源容量が足りない問題

起動したものの、RX570のTDPは150W。全開で回すと、ソフト上でも130W超える仕様。

75+54=129Wだから、コネクタ的にはギリギリ行けそうな気もするが、最初の12V 9.69A+12V 9.99Aの表記を忘れてはいけない。

キッチリ配分したら、トータル220Wくらい行ける。という机上の計算は無謀。てか馬鹿だ。やってはいけない。

このPCが、どういう負荷配分で設計されているのかなど全く解らないし。

判明してるのは75Wが大丈夫な件だけ。そこは確定でOK。プラス20W程度ならマージン取ってるだろう(SATA系が、という意味で)。プラス40Wは、さすがに厳しいだろう(そんなSATA機器は無い)。

ということで、せいぜい100Wまでにしておきたい。90Wが安定か。

AMDアプリで、電圧絞って遊んだ結果。最終的にこうなった。

4790 570 20

そこまで詰めていないが、電力制限-20%。1000Mhz以下は電圧を最低寄りへ(なお、-20%入れると1050Mhzくらいまでしか回らないため上は適当)。

ファンは常時回転(これも1100rpm以上は回らない)。

結果発表 GTX1650並

上記設定で起動、TimeSpy回してみた。

結果、3380。割と良い。GTX1650と同じくらいの性能は出てる。

GPUは90W台。CPUはMAX71℃、ケース開放スタイルなら問題なさそうだが、ファンレスだとBIOSで警告が出てウザイ。追加でSocketAM3用のクーラーを破壊、AMDのファンをGET。適当に設置。

これで常用も余裕でしょう(いつまで4世代使うんだよって話だが)。

だけどよく考えたらこのPC、GTX1650なら普通に付くわけで・・・やっぱり引退後の事を考えると、巨大なグラボは買わない方が良いよなと、改めて思った。

前回書いたように、RX6650XTのサイズは本当に限界だ。これ以上は無理。ぶっちゃけ、「パソコン」として使う場合、80番以上は買ってはいけないとさえ思う。

冬は良いんだけどね。本当に耐えられんよ。夏が。


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