Radeon RX570から買い替えるグラボを検討 2022秋

2021年から暴騰していたグラボ。

当ブログのコメント欄に現れた情強ゲーマーの皆さんもお察しのとおり、2022夏の終わりの今、為替を考慮すれば完全に元に戻ったレベル。

ということで、2018年からRadeonRX570で延命していたライトゲーマー視点にて、グラボ購入をガチ検討してみた。

グラボが先かCPUが先か問題

その前に、まずこれ。一番大事な要素。

端的に言えば、何を重視するのか。PCで何をやりたいのかということ。

CPUを優先すべきなケースとGPUを優先すべきなケースが確実にある。

2022年の今だと、CPU優先派ならばグラボより先にAlderLakeなはず(4コア以下ユーザーはほぼ確定)。

最強コスパPCを目指し Alder Lake自作用のメモ ~マザボ高ぇ・・・

ただ本件、ゲームタイトル(アプリ)毎にチューニング方向が違うため一概には言えない。

ライトゲーマーなため超詳しいわけではないが、サイバーパンクなどの個別対応必要レベルなタイトルを除けば、だいたい以下の傾向があるように思う(個人の感想)

  • シミュレーター系
    両方超必要(自己満の飽和点まで)
  • レースゲーなどの動き速い系
    ややCPU(設定落としても粗さ見えにくい)
  • オープンワールドRPG
    グラボ(特にTPSは常時自キャラを見るため影響大)
  • アプリ(Blender、UnrealEngine 等)
    NVIDIAグラボ
  • DMM(FANZA)とかのブラウザゲーム
    CPU(内蔵で良し)

なお、一番最後に買ったゲームはHITMAN3。それ以降ゲーム買ってない(Epicで配った積みゲーが溜まってるので・・・)。しかしフルHD最高設定ならRYZEN7 2700+RX570で何の問題も無く動いちゃってるという事実。

更に5月あたりのアプデでFSR対応が来て、2560×1440でも最新のアンブローズ島までけっこういけちゃってるという事実・・・

だからBlenderとUnrealEngineがもっと動けば良いかなという状況←まだグラボ要らねんじゃね説(RTX4000待ちとも言う)。

「勝ち」たい人は知らん

世間ではフォートナイトだかAPEXだかで勝つためにグラボがどうこう言う人をよく見るが、ハッキリ言ってあれはズレてる。

アノテのゲーム、「勝ち」の定義って何なのか? 単純に倒したら勝ちなのか? そして、倒すためにグラボが必要なのか?

YESだとしたら一般人は、いくらやっても勝てない。PCのスペックには上限がほぼ無いから(一般ピープルから見て)。

例えば、5万円グラボ VS 10万円グラボで10万グラボが勝つのならば、15万グラボを導入すれば勝てるだろう。しかし20万グラボには負ける。じゃぁ30万グラボを導入するのか・・・

このエスカレーションをどこまで許すのか? 仮にスパコン級を持ってきたらどうするのか? スパコンと言えば本件、対戦相手が見えないのも質が悪い。

世の中にはとんでもない能力者のリッチマンが実際に存在するのだ。趣味に億単位のカネを平気で使ってくるヤツだ。対戦相手が天才かつリッチマン作成のAIBOTではない、という保証はあるのか?

レギュレーションがどうの、モラルがどうの言ったところでリアルガチに「勝ち」たければヤルヤツはやるよ。絶対にやる。

だから個人的にはネット対人のバトル系ゲーム否定派である。

もし勝ち負けでゲームを語るならば、「勝ち」とは、より楽しんだヤツの事だ。一番楽しんだヤツが「勝ち」なのだ。

・・・という基準でこの記事は書かれている事を最初に述べておきたい。

非、廃ゲーマー層の最大許容TDPは200W説

次にこれ。

ライトゲーマーは大量の補助電源が必要なグラボを買ってはいけない。

・・・と思ってる。

体感をベースに語ろう。明確に言える根拠がある。

夏場に部屋が熱くなりすぎてフルパワーで使えないのだ。

買ったところで、使えなければ意味がない。大消費電力のグラボは、人と環境を選ぶアイテムなのである。

たとえば今使ってるMSI RX570 ARMOR OC 8GB。スペックは以下のとおり。

  • TDP(AMD的にはTBP)
    150W
  • 製造プロセス
    GlobalFoundries 14nm
  • 最大動作周波数
    1268 MHz(標準は1244 MHz)
  • MSRP
    169ドル
  • 入手時価格
    17480円(2018年10月)

購入時、あと5年いける感の予想通り、色々と限界点が近い事を感じる2022年。おそらく2023年は厳しい。

外気温が25℃を超えてくるとエアコン無しでは厳しい。電圧を落とし、ベースのファン速度をチョイ上げて運用しているが、それでも厳しい(電圧とクロックを下げた方が安定する割にはたいして速度落ちない、おそらく8GB+256bit仕様のおかげ)。

この体感値から自信をもって言える。150Wクラスはゲーマー以外には耐えられないレベル

ライト層的には、ここから更に盛ったとしてもせいぜい200Wが限界(ちなみにPS5はトータルでMAX350W)。

200W超えグラボは覚悟が必要

200Wを超えると何が変わるのか?

少なくともケースのエアフローと電源の強化検討、それらによるファン音の増大、そして電気代の増加による追加出費が発生するのは間違いない。

これらは個人的には許容できない。というかライト層で許容できる人は少ないだろう(実際にPS5の350Wでさえヤバイ説が多い)。

少なくとも、非ゲーマーやブラウザゲーマーでは間違いなく耐えられない。

200Wを耐えるには廃ゲーマー属性+覚悟が必要である。

そもそも、グラボで300W、400Wとか異常すぎだ。世の中には廃エンドゲーマーのレビューが溢れており、パワー至上主義みたいな論調のメディアが多いため勘違いしがちだが、客観的に見たら拡張ボードが300Wは異常レベル。

これに関して一つ、実際の体験談を語っておきたい。

はるか昔、友人がごく軽いノリでGTX480の2枚刺しマシン(TDP500W)を作成した事がある。それを脇で見た正直な個人的感想は・・・

「マジでありえんな」

もうこれしか無かった。

掃除機のごとく唸るファン、熱風が吹き出す箱。

ぶっちゃけオマエ馬鹿なの? これで何すんの?

感しか無かった(実際に、「馬鹿じゃねプゲラw笑~、あーオモロかったー・・・じゃ、焼肉食いにいこーぜ」みたいなノリだったが)。

冷静に考えれば、トースターや電子レンジの弱が300-500W。同クラスの熱量がPCケースの中から放出されてるのだ・・・極端に言えば延々と温めモードのスイッチが入ってるような状態なのだ・・・

だから明確に言える。

ライト層は200Wが限界。300Wはありえない。

というか200Wモデルもきつい。導入したとしても、設定を絞って150W~運用するレベルがMAX限界値。

200W以下の現行グラボを検討

前置きが長くなったが、前述のとおり200W以下の条件にて検討した。

2022年夏の終わり現在、個人的に調査した結果、新品が入手できるモデルは以下のとおり。

なお、GTX 1050 Tiが極下限。それ以下は完全に買う意味無し。()はRX570 4Gを100とした場合のグラボの処理パワー(所有してる8GB OCは数%上がる、たぶん105-7くらいか。数値は海外サイトなどの情報から、というか主にGPU-Z作ってるところ)。

  • GTX 1050Ti(70)
    75W
  • Arc A380(85以下)
    75W
  • RX 6400(86以下)
    53W
  • GTX 1650G6(88以上)
    75W
  • RX 6500XT(117以下)
    107W
  • GTX 1660 SUPER(148)
    125W
  • RTX 3050(154以下)
    130W
  • RTX 2060(178以上)
    160W
  • RX 6600(198以下)
    132W
  • RTX 3060(211)
    170W
  • RX 6600XT(237以下)
    160W
  • RTX 3060Ti(265)
    200W
  • RX 6700 XT(269以下)
    230W
  • RTX 3070(310以下)
    220W

補足

Arc A380はドライバの出来が最悪との噂が強く(てか確定か)、たぶんMAXパワーは出ない。

RX 6400はx4動作のためPCIe 4.0未満ではMAXパワーが出ない。

GTX 1650はG5の値であり、補助電源モデルのG6ならもっとパワー出るはず。

RX 6500 XTはx4動作のためPCIe 4.0未満ではMAXパワーが出ない。

GTX 1660は在庫少ないため除外、GTX 1660Tiは1660 SUPERとパワーほぼ同じなため省略。

RTX 3050はx8動作のためPCIe 4.0未満ではMAXパワーが出ないと思われるが、影響は軽微らしい。

RTX 2060からはレイトレやDLSSの関係で実際のゲーム性能の比較が単純にできない。AMD FSRを使った体感で言えばゲームによっては数値以上に伸びるはず。あと、12GBモデル前提、今更6GB買う意味無し。

RX 6600、6600 XTはx8動作のためPCIe 4.0未満ではMAXパワーが出ないと思われるが、影響は軽微らしい。

RX 6700XTは買わない。冷却無強化でのMAXパワー運用はたぶん無理。

RTX 3070がライトゲーマーの極地だと思われる(空冷格安ケースの限界点)。

RTX 3070Ti以上は買う意味無し(CPU足りない→CPU強化→冷却足りない→冷却強化→冷えたらグラボ全開で回り電源足りない→電源強化→更に全開で回り冷却足りない→なんかもうこれライト層マシンじゃなくね? みたいなループに入るおそれ)。

実売価格と性能の乖離具合

最後に、ネット上で最近見た、相場の個人的メモ。

  • GTX 1050Ti(70)
    19800
  • Arc A380(85以下)
    - ※もう出ないんじゃね説アリ
  • RX 6400(86以下)
    14980
  • GTX 1650G6(88以上)
    19800
  • RX 6500XT(117以下)
    24800
  • GTX 1660 SUPER(148)
    26800
  • RTX 3050(154以下)
    31800
  • RTX 2060(178以上)
    32980
  • RX 6600(198以下)
    36800
  • RTX 3060(211)
    41980
  • RX 6600XT(237以下)
    45800
  • RTX 3060Ti(265)
    59800
  • RX 6700 XT(269以下)
    67800
  • RTX 3070(310以下)
    69800

考察(8月24日)

RTX3060~3080クラスがくそ余ってる模様。

RTX 2060が33000程度を見た時、買ってしまいそうになったが堪えた。理由は上記のとおりRTX 3060以上の値下げスピードがヤバく、秋の特売39800は完全に射程内に入った感じだから。36800程度もあり得ると思う。4060、4070の動向によっては年末29800も普通にあり得る。その時、RTX2060など20000でも売れるかは謎。で、スルー。

実際に59800のRTX 3060Ti、特売6時間後ですら完売にならず。44980の6650XTも全然エントリーされない。このクラス、まじでくそ余ってる。というかやはりゲーマーの皆さん、ガチ情強すぎるのだ。RX7000発売日の発表を(たぶん)控えてる今、買うやつなんか居るわけない。

3月の過去記事のとおり、RTX 2060は25000切らないと買わぬと固く誓う。

しかし、AMDのRX6400による全力インテル潰し感がスゴイな・・・これでもうインテルグラボは終わった感が出てる。ドライバがクソでも3月に出てて欲しかったなぁ・・・

という感じでスルーしてしまったので、次回に続く・・・



-

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA