2022春-夏ついにグラボ価格が下落、買い時が来たかもな理由&どれ買うか考えておく

2021年初頭から爆値上げしていたグラボ。1年経過後の2022年春、やっと下落の兆候が出てきた。

具体的な理由(価格下落の考察)と、そろそろ本気で買うモデルを検討しておこうという話。

でもやっぱり、「インテルARC待ちだよね」という結論は、先に書いておく。

グラボ下落の兆候 出まくり

2021年夏の一時下落とは違って、今回のは高確率で行くとこまで逝くマジ下落だと感じてる。従ってグラボ価格考察シリーズはこれが最終回だと思われ、本記事はこの1年の総括的なものになる。

なお、あくまで個人的かつ素人の妄言であり、できる限り情報ソースは併せて記載しておくが最終判断は自己責任で。要するにwikipedia風に言うと「独自研究が含まれています」てヤツ。

過去記事

グラボが高すぎる今 下がった時に狙うモデルを考えとく

くそ高すぎるグラボ 日米欧の現状価格と在庫をチェックしてみた

グラボの転売ヤー 終わったか?

2021夏 動画視聴~廃ゲーマーまで目的別にグラボの選び方を考えてみたけど、今買うのってPC情弱とハイエンド層しか居なくね?

PS5のスペックからグラボの適正価格を割り出してみた

Blender3.0 でCyclesの進化を実感 買うべきグラボを検討(ライトユーザー向け)

グラボ乱高下の原因

これらである(だった)。

  • マイニング
  • PS5の不振(又は出荷制限、品薄商法読み違い)
  • 巣ごもりゲーム需要
  • 投機(転売ヤー)
  • 半導体寡占化(TSMC+SUMSUNG×NVIDIA=強すぎ)

上記要素について、最近ネットを徘徊してキャッチした下落の兆候(シグナル)を順にまとめてみよう。

マイニング

仮想通貨はPoW廃止の方向に向かう流れが実際にある(EUで禁止化されそうになった件、イーサリアムは近い将来やめると明言、中国で禁止、など)。

そのため、PoW(本件で言うグラボ利用のマイニング)を採用する新規仮想通貨は少なく、現実的に考えると現在イーサリアムしか選択肢が無い。だから、

イーサリアムマイニング終了=グラボ高騰終了

の構図である。本件は素人レベルでもちょっと調査したら解る。

具体的には、規模の大きい(時価総額)順で見ると、BTC(ビットコインPoW)、ETH(イーサリアムPoW)の次がUSDT(Tether、ドルペッグ)、BNB(バイナンス管理)、USDC(ドルペッグ)、XRP(団体管理)、LUNA(Terra、複数通貨ペッグ)、ADA(カルダノPoS)になってて、3位のUSDTがETHの1/4以下、8位のカルダノの時点で1/10以下の規模しかない。

そしてこの中には、ETHしかグラボマイニング可能な通貨は無い(はず。超人の玄人が介入すれば余地はあるのかもしれないが、素人の介入余地は無い)

※時価総額の詳細はグーグルに聞けば出てくる。個人的にはモーニングスター社が最も見やすい。
https://tokens.morningstar.co.jp/

この現状を見ても解る通り代替仮想通貨は無く、

イーサリアムがPoS化(THE MERGE 公式参照)したら終わり

だと確信してる(少なくとも今回の盛り上がりは)。そして、THE MERGEの時期として2022年6月末説がかなり濃厚になってきた。

キャッチできた理由は以下のとおり。

  • シャードチェーンよりマージが先になった(スケーラビリティよりPoS への切り替えが優先と名言される)
  • 今までのアバウトな表記から~2Q2022になった(ただし、So please don’t read this as a commitment.は健在)
  • インテルARCのディスクリート版出荷予定も~2Q2022説が濃厚
  • インテルはマイニング制限する予定無し

これ・・・なんかさ、インテル知ってるんじゃないかね?

マイニング終了の時期を。

PS5の不振

もっと供給されていれば、PC+グラボに向かう勢力は減っていたはず。

まぁしかし不振というか、もう興味ない。という表現の方が正しいのかもしれない。

既に発売から1年以上経過しており、最新ハードでも何でも無い。おまけにソフトもロクに出ない。国内ゲーマーからは既に見切られた感すらある。

実際にFFシリーズもYAKUZAシリーズもSteam配信開始という流れ・・・

PCゲーム派の管理人的にはたいして興味無いから詳しくは知らんのだけど、いくらなんでもPS5のソフトの出かた、おかしくない? 本数売れてなさすぎじゃね?

※ファミ通.COMのランキングを見るとお察しである
https://www.famitsu.com/ranking/game-sales/

本体供給不足の件、あれ実は半導体不足だとか製造コストだとかは全く関係なく、日本仕様の本体在庫がどこか(転売ヤード)で無駄に積み上がってるだけなんじゃね説が個人的には濃厚なんだが。

仮にそうだったとしたら、転売ヤーからの大放出は近い。

PS5が定価で安定的に売られるようになると、RX5700XTクラスを3万円以上で買う人はかなり限られる。

過去記事 PS5のスペックからグラボの適正価格を割り出してみた

巣ごもりゲーム需要

行くところが無いのでゲームプレイに走った人が多かった件。

だがこれも、もう飽きてきたように感じる。

そもそもゲームは飽きるものだ。というか、古くからのゲーマーはそれを見越してゲームを買ってる(新作狙ってる)。

彼らゲーマーは基本情強しか居ないから、グラボ高額化する前に最低限動作可能なグレード(自分なりに直近の新作に対応できそうなモデル)を計画的に買っているはずであり、高騰した不当に高い転売価格ではスルーする確率が極めて高いと予想される。

本件はライトゲーマー以上なら容易に解ると思う。特に今回に限っては「買わなかった」という選択肢はあり得ない。政府から10万配られたからだ(ただしこれ投機加熱の原因でもある)。

したらあの時点で絶対にグラボ買い替えると思うんだよね、ゲームやる人なら。まぁ皆その前に買ってたと思うけど。当時GTX1050Tiが1万で1650が1.5万でRX570が1.1万だったんだよ? どれか買うでしょフツーは。

つまり高額化してから買ってるのは、コロナで新規参入した極度の情弱、いや情弱というより、ゲームより「リアルアクティビティ優先」の層だ。

ニュースやSNSを見た限りでしか言えないが、欧米はもう完全にコロナ対策なんかどうでも良い空気が流れてる(戦争のほうが優先度が遥かに高い、感染症ごときで自由をエンジョイしない選択肢は彼ら的にはありえない)。

実際に、あんなに在庫皆無だった北米BEST BUYの在庫が急速に回復してて、MSRPマシマシ程度で売ってる。一時期と比べたら大幅な改善具合。

参考 BESTBUY(北米)RTX3050

既に349ドルで買える模様(ただし2022年3月22日現在、円安のため売価349ドルは日本円換算だと約46000円)。

RTX 3050 現在の状況

投機(転売ヤー)

言わずもがな、最初から終わってる説が濃厚。めちゃめちゃ在庫抱えてる疑惑がある。

ヤフオク、メルカリを見てると、全く売れず同じセットが連続出品されてる。

転売ヤー、必死に処分しようとしててかなりイタイ。ヤフオクは自作自演吊り上げ感もすごい。

というかもう、RTX3070Ti新品が9万くらいで買える。そこにきてヤフオクの出所不明RTX3070、10枚セットで100万とか付くわけない。

だいたい非LHRを押してるのも居るけど意味不明。むしろそれ値下げ要因だから。マイニングに使ってたの確定だし。絶対に古いし。

非LHR版RTX3070の中古適正価格は、最高値でも3万円くらいじゃねの?。

さっきのBESTBUYでEVGAの新品、679.99ドルなんだよ(見た時点2022/3/22)。新品10枚セット、業販で直交渉したら通関手数料含んでも80万円あったら買えんじゃね。でもたぶん日本に届いた頃には589ドルとかになってるんだろうが(なお本来のMSRPは499ドル)。

・・・という商売を、専門ショップはもっと大規模にやってるワケで、素人がグラボの国内転売したところで、勝てるわけねぇ。

停止したリグの投げ売り合戦も、始まるのは時間の問題。先ほどのとおり遅くともARCが出る前(THE MERGE前)かと。まぁ最悪、ドスパラとかじゃんぱらが捨て値で買ってくれるから、クソ転売ヤーの皆さんも安心でしょ、まじしらんけど。

過去記事 グラボの転売ヤー 終わったか?

RTX3070Ti 現在の状況

半導体寡占化

足りない説はウソくさい。最初から本当に嘘くさい。

投機資金が流れ込んで高騰したせいで、単に調達コストをケチった旧時代体制の日本企業が今まで諸手を挙げて採用していた在庫リスク転嫁商法(トヨタ方式)に終わりを告げただけ説しか個人的には無い(日経とかで買い負け説を唱える人は当初から居たが、それだと都合の悪い勢力にかき消された感あり)。

実際にインテルやAMDのCPU、iPhone、途切れる事なく売ってたじゃん。

あんなにも足りないと言われていた本件のグラボですら、2022年2月~5月くらいの一時期以外は普通に売ってたよ(高いけど)。数量は足りてたんだよ。本当に高いけど。

でも今、状況は変わった。

ロシアに向かう予定だった商材が逆流したら、民生の半導体製品はむしろ下がるんじゃないか? と期待してる。

PS5とかiPhoneとかグラボ(PC)などは特に・・・

狙うグラボ 一覧

これらシグナルを踏まえて、下落時に買いたいグラボを狙ってる順番に「買い」価格と共に記載。なお、あくまで個人の価値観であり、いくらで買おうが自由である。

  1. GTX-1660SUPER 6GB
    2万以下なら買うかも。世代が古くAV1のデコーダーが無いため一般用途の実用性がもう無い。でもなぜか未だに在庫が多く、マイナーも多数採用しており下げ圧力は強いと思われる。
  2. RTX-3060 12GB
    2.5万なら買う。ハイエンド層には全く足りないパワーになぜか12GB、エントリー層には全く必要ない謎設定が滅茶苦茶余りそうな予感。
  3. RTX-2060 12GB
    2.2万なら買うかも。理由は同上。というかこれ本来RTXエントリーモデルのはずだがなぜ12GBに増量したのか謎。でもここまで下落する前に在庫が消えそう。
  4. RX-6500XT 8GB(仮)
    買わないが価格大ブレイクの予感がする。現行の4GBモデルはゴミスペックすぎて酷い。マジで買う意味ない。が、8GB版が出て1万台ならRSR目当てで買うかも。ミドル以上のRADEONはアプリがみんなCUDAしか対応してくれないから買いたくない。というか、インテルARCが出た時点で、RADEON終わるかもしれないとすら思ってる。電力モリモリのAPUで「AMDグラTUEEEE」みたいなマーケティング、あれ正直どうかと思う。嫌いではないが。
  5. INTEL ARC(仮)
    グレードと価格は出てみないと解らない。しかし、1万チョイのi3に「F」グレードが設定されてる事からバランス的に128EU品が2万は無いと思ってる。1万チョイくらいだったらとりあえず即買っちゃうよなー・・・と過度な期待をしてる。

結局 ARC待ちだよね

まぁこれ全部妄想なので、どうなるかは不明・・・結果は夏には出るはず。

だが、それ以前の話として、とにかく第三次世界大戦になっていない事を祈るのみだ・・・



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「2022春-夏ついにグラボ価格が下落、買い時が来たかもな理由&どれ買うか考えておく」への6件のフィードバック

    1. 皆、そんな感じなのかなと。去年の過去記事の件ですね。
      2021夏 動画視聴~廃ゲーマーまで目的別にグラボの選び方を考えてみたけど、今買うのってPC情弱とハイエンド層しか居なくね?

      まぁしかしグラボ暴落は時間の問題でしょう。既にGTX1660が約35000(NTTX)、RTX3060が約50000を見たんで(ツクモ)。インテルはロシア撤退するし、全てが下落に向かってる予感しか無いんですよね。

      そして、ATIが消えたあたりからグラボは爆熱ターンと省電力ターンを繰り返してる感(寡占化してマッチポンプ)があり、そうすると次は省電力のターンなのかなと。するとインテルARCはこの省電力ターン全力で取りに来ると思うんで、爆熱ターンだと思われるRTX4000は投入がけっこう遅れるかもしれないと最近読んでます。

      あくまで妄想ですが。

  1. 新世代が秋に出揃うのとPoW廃止のタイミングが重なり、チップの供給も増やすようなので、6月には新世代ベンチと販売計画、MSRPの情報が確定されて一気に暴落が始まって夏を超えたら正常値に戻ると思います。
    しかも今回の世代アップデートではAMDが2倍に飛躍するようなので、現行のRX6700以上、RTX3060/3070あたりは結構早くから落ちるはず。

    問題はGTX1600世代。市場でダブついてしまっていて、メーカーも値下げできず売れずで困っている状況に見えます。しかし損失を怖がって一気に下げると市場に悪影響が出るので、特に無印1650あたりは人知れず廃棄ということになるかもしれません。

    1. そうですねー

      今年の夏が転換ポイント説は9割方あってて、数世代前からグラボ買ってる人たちは皆そう思ってるでしょう。ただ、今回「ナンカチガウなぁ」と感じるのは、経験浅の新規参入勢(いわゆる情弱)みたいなのが目立つって事ですかね。

      つい先日もヤフオク見てたら、PalitのシングルファンGTX1660Super中古が33000円くらいで落札されてたんですよね。

      いやおまえマジかと・・・画面見て言ってしまいましたよ。自称「マイニング不使用」の中古グラボ、しかもシングルファンなんて何で今買うの?と。本当に疑問しか無い。だって新品のRTX3050がドスパラで39800円で在庫あったじゃないすか(現時点で無いけど)。性能はまだしも、たった20%割増しただけで保証とレイトレ付くんですからね、理解不能すぎです。

      AMDは特にアンチではありませんが、「盛る」会社だと思ってますんで・・・TSMCの5nmがそんなに密度爆上げで低消費電力なの? という疑問がかなりあるんですよね・・・電力爆盛&爆熱で「トップとったで、どや!」みたいなのはヤメてほしいんですよね。ライトゲーマー的には、それ意味ないんで。400Wとか電気ストーブかよ、と。

      人知れず廃棄プランは自分も考えたんですけど、「たぶん無い」という結論(予想)です。
      理由は流通経路が上から下までほとんど全部上場企業だからです。そんな事やってゲーマーにバレたらクッソ叩かれます。3ちゃん農業なら黙って耕運機で収穫前の野菜を潰してもバレないと思いますけど、上場企業は帳簿に変な損金(棚卸し資産や産廃処理業者への支出)が出るでしょう。ライセンス関連で実施報告も上げてるはずなので、TSMCの出荷量とNvidiaの出荷量に差があるとガチで揉めるでしょう。

      突っつかれても、真実をそのまま説明すれば株主は納得するかもしれませんが、その情報はゲーマーにも流れます。

      だからたぶん無いんじゃないかな。と(なぜか不良在庫を集めた倉庫が火事になるとかの荒業やれば別だが、そこまでの闇は無い、はず)。

  2. ETHのPoS化は延期されましたがまだまだグラボの値段は下がってますね~
    暴落するとしたら難易度爆弾が来る辺りですかね(もっとも現段階の採掘難易度だとすでに日本では赤字スレスレですが)
    個人的にはRTX4070の消費電力次第でRTX3080辺り狙いたいところですがね。。。
    4000シリーズが出るまでに在庫捌けなかったショップの在庫処分狙い的な。。。

    1. PoS化は延期>

      あ、ほんとだ
      公式のマージ時期が
      ~Q3/Q4 2022になってますね。

      情報ありがとうございます。

      なんだかチキンレースっぽいなぁ(どうせ内部関係者が逃げるまでの出来レースなんでしょうが)。

      こうなると暴落タイミングは2021年以降参入のニワカマイナーが撤退する時期にかかってる感じでしょうかね。彼らが設備増強するとは思えないんで。

      この理由ですが・・・書くと荒れるかもしれませんけど書いてしまうと、日本では電力料金と課税の関係から、どう贔屓目に計算してもマイニングで黒字にはならないんですよね(ポジションホールドで高値時利確狙いしかない→すなわち今は評価損がヤバい→資金調達できない)。ではなぜ流行ったかと言うと、このスキーム、新電力契約&口座開設&グラボ転売(リグ販売)がセットだった説が濃厚なんです(マイニング系サイトをよく見ればお察し)。

      でも、エネルギー価格が上がっちゃって更に爆円安の現状、当時の目論見は完全に崩れてます。だから「投資だと勘違い」して参入しちゃった勢はとんでもない「評価損」を抱えてるのは素人でも容易に解るんです。だってレートからグラボ価格まで全部公開されてますから。ここでヤバイのは「利確」しないと「評価損」はあくまで概念的なものである点です。つまり株で言う「塩漬け」状態なわけです(自己資金でやってればまだマシなんですけど、スキームに「金融」が入ってる人は既に詰みは秒読み段階)。

      この損切がどこで始まるのか・・・どういうプランで逃げ切ろうとしているのか・・・これはもう関係者以外解りません。だからもうゲーマーサイドとしては「グラボ下落de格安GETゲーム」として楽しんでおけば良いんじゃないですかね。

      これ全部妄想なんで、しらんけど。

      とりあえず今日、3080はガラクロのが118800でNTTXから出たのは事実ですが(見たらもうない)。
      そしてGTX1660が31980でも現時点で残ってるのも事実です。

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