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最強の左手デバイスをついに発見か -Koolertron 片手キーボードを買うー

PC作業を極限ブーストする左手デバイスは、クリエイティブ環境どころか、日常操作にも必須だと思ってる。

だがこのジャンルのアイテム、使える打率1割も無い。微妙にしっくりこないのだ・・・個々人によって最適解が異なるから

だが最近ようやく最強のアイテムに出会った・・・ような気がする。

ということで、購入した23キーフルカスタム可能なキーボードのレビュー。Blender、クリスタ、エクセルへの適正、その他オススメ左手デバイスなどの一覧。

左手デバイスの要件とは

まず最初にこれを書いておきたい。

左手デバイスには絶対に欲しい機能がある。具体的には

  1. カスタム可能キー(多いほど良し)
  2. マクロ(ハード制御)
  3. ブラインドタッチ
  4. 片手内に収まるサイズ
  5. 安い(最大数千円レベル)

この5点。

特に5がけっこう大事。使うアプリや本人の操作スタイルによりマッチしないものが多い左手デバイスは、新製品を試す頻度がとても高い。そして、酷使するため壊れやすい。

買って試して気に入ったら5個くらいストックしておくべき。だから安さは重要(生産終了すると後悔する、後述)。

この観点から、今実際に使ってるアイテムをレビュー。

Koolertron 片手キーボード

個人的に現時点で最強。超オススメ(ただし、PowerToysやAutoHotkey 等を使えるレベルのスキルは必要)。

Koolertron 片手キーボード(amazon)

  • キー数 23
  • マクロ格納タイプ ハード側
  • アプリの出来 ★★★★
  • ブラインドタッチ ★★★★
  • サイズとフィット感 ★★
  • 価格 ★★★★

※5段階、個人的感想(1使えねー、2微妙、3普通、4ナイス、5神)

赤軸のRGBを購入。ポップな見た目とは裏腹に適度なゴツさと業務デバイス感がある。バランス的には青軸(反発が強め)の方がマッチするかもしれない。

特筆すべきは、専用アプリで全キーカスタム可能なこと。そして、キーボードとして振る舞うため(UPとDOWNが出力される)、装飾キー長押し(ShiftやCtrl)も可能。マクロも可能。

これら設定はハードに記録されるため、端末に依存しない。

配列は3パターン+Fn切替できる。

アプリの出来もけっこう良い。一部に酷評してる人が居るが、かなりの意味不明さ。この価格で、これ以上何を望むのか? GUIのデザインか?

XP-PENのアプリなんて、これの10倍は酷い。奴らはアップルのIFに毒されすぎだ(見た目がソレ系なので、勘違いして買うのが多いと予想)。

交換用の全キートップが付属してるのも良い、カスタム後の視認性も良好(視認などしないが)。

更に、無地の角型キートップも別途付属している。ホームポジションの場所だけを角型に入替えれば、ブラインド時の操作感を大幅にアップする事が可能(さっきのアップル系の奴等は、こういうのを特に嫌う、まあ完全に偏見だが)。

設定例

キートップの入れ替えはトップ画像のように

  • 親指→右下(あえて小タイプ)
  • 人差し指→右上
  • 中指→右上から2個目
  • 薬指→右上から3個目
  • 小指→左側任意位置(テンキー5相当位置など)

にして使ってる。

Blenderの場合、右半分を

X-Y-Z
CTR-Alt-Shift(薬指中指人差し指 のポジ)
. – + – -
BS-Enter

みたいな配列にすると最強である。

後述のエクセル特化系テンキーみたいな配置も可能。

随時切り替えて使えるのがまじ最高(だから後述のアレ、買う必要は全く無かった、失敗)。

ダメなところ

唯一の欠点はフィット感。有線のため、掴んで操作するのは無理。

基本は置いて使う事になるが、背がけっこう高いため「エイヤッ」と打鍵する感は否めず。

より良く使うための工夫など

良くある左手ゲーミングデバイスのように、手前に腕置きが伸びていたらパーフェクトだったかもしれない。

まぁこれは、マウス用の腕置きを敷いたり、100均かニトリあたりで適当なクッションを買ってきて、手前に置けば解決する。

例えばこういうマウス用の腕置きとかエレコム MP-095BK(amazon)

本体の接続端子がUSB-Cのため、L型のケーブルを一本買っておくと、レイアウトの自由度が高まる。

エレコム M-RT1DRBK

握り部門では最強クラス。しかしボタンが少ない。さっきのキーボード(置き部門)と併用してる。

エレコム M-RT1DRBK(amazon)

  • キー数 9(任意の1ボタンのみ割当不可)
  • マクロ格納タイプ アプリ側
  • アプリの出来 ★★★
  • ブラインドタッチ ★★★★★
  • サイズとフィット感 ★★★★★
  • 価格 ★★

2.4GHz専用レシーバータイプを所有(Bluetoothは相性やラグ出やすいから嫌い)。

とにかく握り心地がまじ最強(ただし個人差あり)。ゲームコントローラの左側だけを切り離して、トラックボールに改造したような使用感。

手に収まるフィット感とキー配置が絶妙に良い。

ワイヤレスのため、自由な姿勢で使えるのもよし。クリックの重さやカッチリ感も良好。

装飾キーの長押しも割当可能だが、そのアプリの出来が普通。可もなく不可も無く・・・いやむしろ微妙な側。

設定例

Blenderは、下の十字にテンキー1-3-0-5、センターに.を割り当てると良さげ。残4キーにCtrl、Alt、Shiftを当てる。

+、ー、XYZなども割り当てたいところだが・・・足りないので視点移動に特化すると良し。

クリスタは視点移動無いので、Ctrl、Alt、Shiftの他は好きなように当てれば良いんじゃないかなと。

なお、エクセルには向いてない。

ダメなところ

基本性能はトラックボールのマウスだが、肝心のトラックボール部分の精度がやや微妙(ガタ大きめでブレる)。

これならむしろスティックの方が良かったのでは・・・

それ以上に致命的なのは、キー割当。9個は少ない。クリエイティブ用途では完全に足りない。右側にあと数個有っても良かったのでは?

また、アプリ側で制御しているため特定のOSと筐体でなければ使えない仕様も微妙。これでは、Bluetooth版を買う意味が無いと思うんだが。

更に謎な仕様は、左クリック割当が外せない点。本当に意味不明。

ジェスチャー機能も、このトラックボールの精度(玉サイズが中途半端)では苦痛以外の何物でもない。無理。

より良く使うための工夫など

左手デバイスとして使う場合、ボールは外して運用した方が良い(軽くなる)。

すると純粋に9ボタンの左手デバイスになる・・・のだが、この機能とこの質感(典型的なエレコムクオリティ)でこの価格は、ちょっと高いな。というのが正直な感想。

もしボールがスティックかロータリースイッチ仕様になり、その周りに4キー以上配置されてれば、この値段でも妥当か(それ既にマウスでは無いが)。

しかし本当に握り心地は最強クラスなので、今後の進化に期待したい。

Ewin ミニキーボード

完全に左手デバイスではないが、通常のキーボードはデスクに置くと巨大すぎて邪魔な場合がある。しかしこれなら邪魔にならない。

ワイヤレス ミニキーボード(amazon)

  • キー数 72(強引にカスタム可能が5)
  • マクロ格納タイプ 無し(外部アプリで制御)
  • アプリの出来 -
  • ブラインドタッチ ★
  • フィット感 ★★★
  • 価格 ★★★★★

2.4GHz専用レシーバータイプ。このサイズでフルキーボードの入力が可能。タッチパッドでマウスの移動もできる。ホイールも装備。更にUSBで充電できる手軽さも良し。

メチャメチャ便利。

しかも、上記の2つより安い。とりあえず買ってみる事をススメる。合う合わないかは使ってみなければ解らない。

合わなかったら迷わず捨てろ。そんな感じのアイテム。

右上のメディア操作キーは無くても良いため、外部の常駐アプリを使えば機能の割当が可能(AutoHotkey や PowerToys を使う 過去記事 テンキー 最強左手デバイス化計画 を参照)。

ダメなところ

平板タイプの割に握り心地はまずまずだが、キーピッチが余りにも狭すぎてブラインドタッチが不可能。かなり使い込んだが慣れることは無かった。

また、ボタンがけっこう固くて、予想以上に打鍵にパワーが要る。そのせいか、入力がやや不安定。

電波到達範囲が狭く、1.5mで限度(バッテリーが弱い?)。

より良く使うための工夫など

指の位置決めのために、シールを貼って運用しているが、梨地仕上げのため、どうしても定期的に剥がれてしまう。

電波は、USB延長コードの先にレシーバーを付けて運用すると良い(又は割り切って実質有線で使う)。

LOGICOOL N305(生産終了)

個人的に歴代最強のテンキー。7、8年ほど前に製造中止になっており、謎の高価格で転売されている。

再販しない理由が解らない。

  • キー数 24(カスタム可能は3、強引に+3)
  • マクロ格納タイプ アプリ側
  • アプリの出来 ★★★★
  • ブラインドタッチ ★★★★★
  • フィット感 ★★★★★
  • 価格 -

2回目だが、なぜ再販されないのだろうか? 打鍵の度にNumLock信号を送る仕様が問題なのだろうか?

さすがに最近調子が悪くなってきており、何個もテンキーを買ってみたものの、これが最もフィットするため未だに現役。

壊れたらどうしようかと思っている・・・

ミヨシ TEN24G01

ダメなテンキーの典型例。

TEN24G01 (amazon)

  • キー数 28(カスタムしやすいキーは5)
  • マクロ格納タイプ 無し(外部アプリで制御)
  • アプリの出来 -
  • ブラインドタッチ ★
  • フィット感 ★
  • 価格 ★

キーの打鍵感が浅くてペラい。フラット過ぎて指の位置が解らなくなる。

左側縦にある6つのキーが使えると思って購入したが、実態は意味不明だった(00、半角全角、NUM、電卓いらない)。DELとBSが隣り合ってるのも微妙。エクセルに特化しすぎ感がある。

外部アプリによるキーの入れ変えは必須(ただし変えたキーが打てなくなる)。

機能が少ない割にけっこう高い。個人的にはココ数年で最も使えなかったアイテム。3日くらいでお蔵入り化。

XBOXコントローラ 52A-00006(生産終了)

未だ現役。驚異の9年目。そろそろ壊れそう。代替品探しが難航しそうなアイテムの一つ。

あと2個くらい買っておけば良かったと後悔。

  • キー数 18
  • マクロ格納タイプ 無し(外部アプリで制御)
  • アプリの出来 -
  • ブラインドタッチ ★★★★★
  • フィット感 ★★★★★
  • 価格 -

耐久性は最強。前述のとおり既に9年経過。

世の中には、スティックタイプで割と高めの据置入力デバイスがあるが、あんなもん買うくらいなら適当なゲームコントローラを鉄板にビスで打ち付け、割当アプリを使った方が余程マシなのでは? と本気で思う。

ただし、片手で使えるキーはせいぜい7か8ボタン。十字キーの斜め入力は厳しい。右スティック3方は、手が巨大な人ならギリで可能なレベル。

まとめ

現行入手できるアイテムの中では、Koolertron の片手キーボードがかなり良いセンいってる。

ただし、耐久性は不明だが・・・まぁ、1万円以下の中華デバイスやエレコム製品にゴチャゴチャ文句タレても意味など無い。

気に食わなけりゃ捨てるだけだ。

左手デバイスとは、そういうジャンルのアイテムなのだ。

個人差が大きすぎて、実際に試さないと解らないのである。



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