最後にPCを組みかえた2019年末から、早2年。
やっとインテル10nmプロセス(Alder Lake)出たし、そろそろ組み換えの検討しても良い頃合い。
だが、やはりというか何というか、爆熱っぽい雰囲気があるAlder Lake。とりあえず2021年末の今、このタイミングとしては様子見しておき、今後在庫処分されるであろう前世代を狙う感じで検討しておこう。
という個人的なメモ。
現在の構成を晒す
現在動いているPC(入れ替え候補)はこれ。
メインPC(2018-2019モデル)
- CPU AMD Ryzen 7 2700(ZEN+ Pinnacle Ridge)
- マザーボード B450
- メモリ DDR4‐3200 32GB
- ストレージ PCIe3.0x4 NVMe 512GB
- グラボ Radeon RX 570 8G
- 電源 650W
- ケース Thermaltake Versa H17
定格でCINEBENCH R23が9000、PassMarkが15000程度。消費増税還元祭りに乗っかり、2019年当時総額57000円で完成(グラボ込みOS除く)。今思うと、驚異のコスパ。
サブPC(2012-2013モデル)
- CPU core i7 3770(Ivy Bridge)
- マザーボード B75
- メモリ DDR3-1600 32GB
- ストレージ SSD SATA3 120GB
- グラボ GeForce GTX 750 Ti(GDDR5 2GB)
- 電源 500W
- ケース ACER M3985
定格でCINEBENCH R23が3600、PassMarkが6300程度。寄せ集めて完成したため、原価算定不能。9年前だが、まだいけるという凄さ。
ストレージ兼用サブPC(2015-2016モデル)
- CPU Pentium G4400(Skylake)
- マザーボード H110
- メモリ DDR4-2400 8GB
- ストレージ SSD120GB+ HDD 4TBx3
- グラボ なし
- 電源 400W
- ケース NEC鼻毛鯖
PassMarkが1800程度と性能はショボいが、一応14nmプロセス製造のため、古い割には低消費電力かつソコソコのパワーがありファイルサーバーには最適。当時総額22000円くらいだった。
他にも ブルのOPTERON、DELLのサーバー、Sandyのi5(なぜか2台)、ノートPC数台あるが、あまり電源は入れてない。
同じような人、けっこう居そう
この程度前後のスペックで2~3台体制の人(ZEN~ZEN2+Sandy~Haswell)が、古くからの自作erにはけっこう居るのではないか。というか、ワッパ考えると、このあたりが自動的に残ってるのではないだろうか。
PhenomX4やCore2Quadあたりは、さすがにもうサブのサブでも無いだろうし、Ryzen前のAMD-FXや、Core iシリーズ6~9世代あたりは余りにも微妙すぎたので・・・
あえてインテル10、11世代を狙う
2021年11月4日、ついにインテル12世代のAlder Lake(10nmプロセス)が出た。
高性能コア+高効率コアのハイブリット構成になり、ワッパ爆上げでAMDに戦いを挑む模様(でも、よく見たらPL1-125Wなんだが・・・)。
ということは・・・年末~春にかけて10、11世代の処分が加速する・・・のではないかと予想している。
この世代、型落ちとはいえ、6世代以降ではかなり良い部類だと個人的には思う。特に10世代からHT有効化された4コア8スレッドのi3(Comet Lake)、TDP制限(PL)解除したら一撃の性能を爆上げ可能な11世代のi5(Rocket Lake)が狙い目だと感じている。
のだが・・・
でもRyzen 7 2700が地味に速い
Core i5-11400Fの性能をグーグルに聞いたところ、リミッター解除(PL解除、実質OC)して、CINEBENCH R23が10000、PassMarkが17000程度な模様(ネット上の複数人の報告による、だいたいの値)。
でも爆熱と引き換え。150Wとか、基本リテールクーラー派の管理人的には有り得ない。
一方のRyzen 7 2700は前述のとおり、定格でCINEBENCH R23が9000、PassMarkが15000くらい出る。ここから社外クーラーでOC(電圧盛って130Wクラスに)したらCore i5-11400F超えるのは確実。
いや、純正のWraith SPIREでも設定詰めたらギリで超えるかもしれぬ。Wraith SPIREかなり優秀だし。
つーことで、管理人的にCore i5-11400Fは調査段階にて要らない子に認定。
まあしかし、2021年11月現在で実売2万円切ってるし悪くはない。2019~2020年に開催された、Ryzen7 2700 が19000円からの1600AFが1万で出たー、的な「ZEN+投げ売り祭り」に乗り遅れた人は、この機会に狙っても良いのではないか。
個人的には15000円切ったら買いかな、とは思う。マザーセットの年始特価で、出そうじゃね? 的な。
インテルがソケット変更ビジネスして無ければ、ソッコーで在庫消えたと思うけど、このご時世(グラボ高すぎて自作需要が弱い)と、このスペック(ハイエンド層は絶対に買わない)だと、けっこうしぶとく売れ残るんじゃないかね。
つーかインテル、14nmプロセスに移行したとき、最初からLGA1200にして電圧盛れる仕様にしとけって話だよ。ホント、あの手法はクソ。ハイエンドのマザー買う気が完全に失せる。7700Kとハイエンドマザー買った人とか死亡すぎて激おこだろ。知らんけど。
狙い目は10世代のi3か
10世代は9世代以前とは異次元レベルに違う。
なぜならi3が4コア8スレッドになったからである。7世代のi7を超えちゃってるというインテルの焦り(7700何だったの、マジで酷い・・・)。
このインパクト、個人的にかなりの買い圧力がかかった。しかし、i3ではメインPCとのポジション入れ替えは不可能。必然的にサブ機との入れ替え候補になる。
2021年11月の今、買える構成はこうなる(おそらく10世代の検討は最後になるだろう)。
- CPU core i3 10100
約14000円(在庫薄い、ヨドバシは12月中旬に入ると記載) - マザーボード PRIME B560M-K
約8500円 - メモリ W4U3200CM-8GR DDR4-3200 16GB(8×2)
約7000円 - ストレージ XPG SX6000 Lite 512GB(NVMe)
約5500円 - グラボ 不要だが、750Tiを流用しておく
0円 - 電源 流用
0円 - ケース 流用でなんとかする(ドリル、サンダー、半田付けも辞さず)
約35000円
※8GBメモリ(4GBx2)の割高感がありすぎて、もう無理。4500円で2666買うなら、7000円で3200買っとくべき。あと、Core i3 で「F」がある意味不明。GPU付は必須。SSDはNVMe化の恩恵がどこまで有るのかは謎だが、もはや必須(たぶんほぼ無い)。
そこまで速くはない10100
性能をグーグルに聞いたところ、Core i3 10100の能力は、定格でCINEBENCH R23が5500、PassMarkが9500くらいな模様。
現在サブ機であるcore i7 3770比で、単純に1.5倍か・・・
いやはや微妙
約35000円でサブ機1.5倍マシは微妙だ。
Difficulty Bombの投下(グラボ暴落)を待って、RTX3060あたりでも買ったほうが良いな。もうどうせ暴落の日は近いだろ(と予想してる)。