RX6500XT 個人的にかなり微妙→スルー確定

2022年1Q、けっこう期待してる新グラボの発売日程。

とりあえず、1月21日に最初?のグラボ、AMDから RX6500XTが出たが・・・

けっこう微妙

ネットを徘徊して拾ってきたスペックは以下のとおり

Radeon RX 6500 XT スペック

AMD公式
https://www.amd.com/en/products/graphics/amd-radeon-rx-6500-xt

  • Presessinng Unit数(※)
    1024:64:16:16
  • 動作周波数
    2815Mhz
  • 単精度浮動小数点演算(理論性能値)
    約5.8T FLOPS
  • メモリ
    4GB GDDR6 64-bit
  • MSRP(北米小売価格税別)
    199ドル

※Stream Processors : Texture Units : Ray Accelerators : Compute Units (CU)

まじで3度見くらいした。

2815Mhzの4GB GDDR6 64-bit て・・・何だ?

なにか計算&表記方法が変わったのか? と思ったのだがどうやら違うらしい。ガチ。

これ「5」番だろ・・・Polaris時代の「5」番(RX550)ってこんなんだったっけ?

いや、ほんとにもう2022年なんだけど、4GB の 64-bitってひどくない?

というか、補助電源有りで2815Mhzって、エントリークラスなの? そこまでしてレイトレいる?

だったら、8GB 128-bitにしてほしくない?

完全に体感でしかないけど、2022年はもう4GBで起動できないゲーム、バリバリ出てくるよ・・・

というのが正直な感想。

参考 Radeon RX 570 スペック

今使ってる、GCN4 Polarisの「7」番 RX 570

https://www.amd.com/en/products/graphics/radeon-rx-570

  • Presessinng Unit数(※)
    2048:128:32
  • 動作周波数
    1244Mhz
  • 単精度浮動小数点演算(理論性能値)
    約5.1T FLOPS
  • メモリ
    8GB GDDR5 256-bit
  • MSRP(北米小売価格税別)
    169ドル

※Stream Processors : Texture Units : Compute Units (CU)

・・・うーん?

電圧盛ってぶん回してるだけではないのか?

それでも、Radeon RX 6500 XT の性能は、ゲームのベンチ的には RX 5500XT と一緒くらいなスコアらしい。

いやまぁ、ゲームは電圧盛ってクロックぶん回せばスコア上がるかもしれない(それでもRX 570の1.2倍程度でしかない)けど、計算主体なアプリ(CADや3Dモデリングやそれら機能を使う一般アプリ)だと、どうなのかなコレは・・・

特にメモリバス幅、64Bitというのが思い切り影響ありそうだが・・・

というより、2815Mhzだよ。本当にこれ「5」番なのだろうか?

いやそもそも、RX 5500 XT 8GBの方が良かったのではないか?

https://www.amd.com/en/products/graphics/amd-radeon-rx-5500-xt

個人的には速度を抑えて、補助電源無しが欲しかったんだけど(6300 6400 があるようだが一般流通するかは不明)。

いやでも、RX560は補助電源不要だったよな・・・

この事から見て、AMDは「6」どころか、「5」から(エントリークラスから)補助電源必要にする方針に完全に切り替えたのかもしれない。

この微妙なスペックになった理由

なぜこんなに微妙なのか? 素人がざっくり勝手に考えてみた。

ズバリ原因(予想)は・・・これだ。

  1. GDDR6が足りない(8GB確保できない)
  2. 5700より6500の方が強いと思ってる情弱を騙す用
  3. 存在感を示すため、メディアへの定期燃料投下用
  4. TSMC のN6がメッチャ歩留まり悪くて16CU動作品が余った
  5. 予想以上にIntel Arc Alchemist のデキが良く、今出さないとエントリーのRadeonが終わる

RX570から買い替え・・・とか無い

一通り各メディアの記事を読んだところ、「RX570から買い替え」みたいな論調の煽り記事ブチかましてるメディアがけっこうあった。

いやいや、これは買わない。買えない。

メモリが4GB GDDR6 64-bit はいくらなんでも無い。RX570 8GBは、電圧下げたりすると、なぜかスコア伸びるという謎の良モデルなので・・・2815Mhzまでぶん回してるモデルとベンチマークを比較する時はかなりの注意が必要だと思ってる(たぶんこれが、未だにマイナーが使ってる理由)。

従って、さっきの「理由」5つのうち

5 予想以上にIntel Arc Alchemist のデキが良く、今出さないとエントリーのRadeonが終わる

に、過度の期待を載せまくり、このモデルは(現在の価格、3万以上では)スルー確定となった。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA